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今日は「愛されている証」のお話をしてみたいと思います。
兄弟姉妹がおおぜいおりますと、親は下の子に手がかかるため、長男長女には、しっかりしてもらいたいと思い、3人以上兄弟がいますと、真ん中はたくましく育つためか、良い意味で放任しがちになるケースが多いように思います。
親としては、「どの子も可愛いのは当たり前」、と思っています。
けれど、子どもからしますと、「大好きなお母さんを独り占めしたいのに」、と小さな不満を日々積み重ねている子は少なくありません。
子どもは、毎日、「親の愛を確かめたい」、「愛されていることを確認したい」と思っています。
昔、欧州のある国の王様が50人ほどの赤ちゃんに、こんな実験をしたそうです。
ミルクは豊富に与えますが、乳母(うば)たちには、赤ちゃんを抱っこさせず、笑いかけず、話しかけずにお世話をさせたそうです。
すると、赤ちゃんは全員、1才にもならずに亡くなったそうです。
子どもは、食べ物やお世話をするだけでなく、周りの人たちとのふれあいや交流の愛がなければ生きられない。
それは、子どものみならず、大人の私たちも、たくさんの愛があったからこそ、今もこうして生きている。
そのことに気付いている人はほとんどいらっしゃらないようです。
「私は愛されていない」と思う人は、自分が欲しい愛の「カタチ」と相手が思う愛の「カタチ」が違っているために、気付かなくて、誤解しているのかもしれません。
それは、高価なものや立派なものではありません。
「自分は愛されている、存在まるごと認められている」、という思いが欲しいのです。
毎朝毎晩、愛する家族子どもを抱きしめて「愛」の言葉のシャワーをたくさん浴びせてあげてください。
つけあがらせるとか、甘やかすというのとは違います。
「愛」は循環する。大人のあなたもそうやって大きくなったように。
あなたが今ここにいる。
それがもうすでに愛されている証なのですよ。
最後まで、お読みくださってありがとうございます。