傷つくのは誰かのせいではなく自分の言葉



私は、悪口陰口愚痴を言う人で幸せそうな人をこれまで一度も見たことがありません。


それは、誰かの悪口を言っているようで、その汚い言葉を一番身近で聞いているのは自分だからですね。

自分に汚い言葉を聞かせているのですね。知らないうちに。。

「天に向かって唾を吐く」、というように、自分の口から出た悪口はいずれ自分に降りかかってきます。


ところで、カウンセリングの時、他人に言われた言葉で傷ついたと、よくお聞きします。


それは、悪口を言った人というより、(もちろんそういう言葉を言う人は良くないですよ?)その言葉を受け取ってしまう自分がいた。ということです。




例えば、「お前はアホか」と、さんまさんに言われても怒る人はあまりいらっしゃらないと思います。
むしろ笑顔になられているかもしれません。


けれど、同じ言葉を誰かに言われると、ムッとなる時がありますよね。

「なんであなたにそんなこと言われなきゃならないのよ😡」って。


それは、あなたがその言葉を言われた時に、自分にかけている言葉に自分が反応しているのです。


2歳くらいの幼い子どもに「バカ」と言われてもなんとも思いませんが、嫌な上司に同じ言葉を言われたら「ㇺッ」となりますよね。


「あなたにそんなこと言われたくない。しかもみんなの前で!」って。


解決法は、
誰か(自分以外の)せいで!!
と思ったら、その時に感じた自分の気持ちをしっかりわかってあげることです。

そして、自分に対して、大丈夫になる言葉をかけてあげます。

「ひどいこと言われて嫌な気持ちがしたよね。ほんとうに嫌だよね。」
「なぜあの人は私にこんなことを言うのかな」
「もしかしたら私の知らない嫌な部分を教えてくれているのかもしれないな」
「有難いな」


他人のせいではなく、すべて自分!と思うと、自分で解決できます。


誰かの言葉を受け取った時に感じた、「自分の言葉で」傷ついたように思っているのですから。

嫌だと思った気持ちを認めて癒して解放させてあげると、楽になります。


先に言われたから仕返しするんだと、ひどい言葉を相手に返すと、相手は、この宇宙の法則を知りませんから、嫌な気持ちの循環が始まってしまいますよ。


いつもお話していますように、これも良い悪いもなく、あなたは何を選びますか?
ということです。


早く自分をしあわせな気持ちにさせてあげたいなら、誰かのせいではなく、誰かに言われた言葉に反応した自分の言葉で傷ついている、ということを思い出してください。


言葉は神ですから。

あなたを癒すのも明るくするのも幸せにするのも、自分にかける自分の言葉です。


言葉の魔法を自分にたくさんかけてあげてくださいね。


いつもありがとうって。



最後までお読みくださってありがとうございます。