意識ってなに?


こんにちは(^^)
れいこです。


今日は、「意識って何?」について書いてみますね。


先日、小・中学校の先生方に集合無意識のWSを行いました。

が、そもそも顕在意識と潜在意識も知らない、とおっしゃる先生がほとんどでしたので、「意識」って、なんのことなのか、よくわからないと言う方が多いのも当然だと思います。


私も、心理学を学んで知ったことから、数十年生きてきた経験の中から感じていることや、カウンセリングの現場で実際に感じたことをもとに書いてみますね。


私たちは、「意識」という言葉をよく見たり聞いたりしますよね。

「意識が高い」とか「意識が低い」という言葉を耳にすることもあります。



ところで、この意識とは、いったい何なのでしょう。


私は、自分と一体のもの、命と同じようなもの。また、エネルギーそのものと考えています。


救急車を呼ぶと、「意識のあるなし」を聞かれます。

意識がないことを、とても危険な状態として私たちは捉えています。
意識が戻ると、命の危険は去ったとひとまず安心します。



意識が高いとか意識が低いというのは、エネルギーが高い、エネルギーが低いと言い換えることができると思います。



そして、自分の心の中で聞こえる、自分を導こうとしている声があるのがわかりますか。


たとえば、道でお財布を拾ったとします。

「すぐ、交番に届けなきゃ」という声が心の奥から聞こえてきます。けれど、給料日前でお金がなく、困っていたとすると、また心の中から「誰も見ていない。ばれないから良いだろう」とささやく声がします。

「ダメダメ。そんなことしちゃ。それに落とした人はきっととても困っているはず。交番に届けよう」とあたかも、あなたのことを見ている別の人があなたに対して、自分も相手もより心豊かになる方へと導いてくれる声が、いつもあなたの中に存在しているのに気づいていますか。



意識が高いというのは、そうやって、自分も落とした相手の人もしあわせな気持ちになる方へと導く声を優先する人を、意識が高い。エネルギーが高いと言い、

意識が低いとは、落とした人のことなんか自分には関係ない、拾ったお金は自分がもらって良いと自分だけのため自分さえ良ければ良い、という声を優先させる人を意識が低い、エネルギーが低いと言うのではないかと私は思っています。



こんなふうに、心の中で、いつも、別のもう一人の自分と対話している、という
ことはよくありませんか。


誰もが、真の自分と、自我の自分が、心の中にいて、いつも葛藤しています。



目先の欲に走りそうになる自我ではなく、魂の成長へと導いて元に戻してくれる声が、「意識」なのではないか、と私は思っています。


意識して「意識」を学ぶのもときには良いかも、しれませんね。






最後まで、お読みくださってありがとうございます。

このブログでは、集合無意識に関すること、日常でも使える意識の持ち方など、知っていると、心が軽く楽に生きられる、そんなお話をしています。

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