
・厚労省、内閣官房の答申を重ねながら、結局、毎日報道される各メディアへ働きかけることも重要なのではないか。
そして大手メディアの偏向報道をせめて中立公正にできないものか…。
そうして行きついたのは総務省。(地上波の放送を統括する行政のトップです。)
というわけで、先月、総務省答申に同行させていただけることになり、急遽行って参りました。
霞が関の立派な建物が並ぶ中、総務省へ向かいます。
あらかじめアポイントは取ってあるため、受付で個々のネームホルダーを渡されます。
ノーマスクも何人かいましたが、とくに何も言われることもなく、担当者さまがお迎えに来てくださり、駅の改札のようなゲートを通ります。
この日、会議で、担当してくださった職員さんはお2人。
ママさんの消費者団体は、団体のチェアマンである平山氏を含む5名。
(平山氏は、自民党を創った川島正次郎さんが大叔父にあたるという家系に生まれ、政府、行政、報道とあらゆる分野に精通していらっしゃいます。)
平山さんやSVさんが、団体の説明と、活動内容を簡単にお話しして、答申は始まりました。
省庁で働いてくださっている職員さんの激務をねぎらい、貴重な時間をつくってくださったことに感謝をお伝えしながら、厚労省とのやり取りの結果、依頼をしたことが叶ってきたことなどもお話しされました。
厚労省では、「感染者」と記載していたものを「陽性者」とホームページの文字も次々に変更してくださっていること。
子宮頸がんワクチンによる副反応で、今も苦しんでいる方たちは、町医者では原因がわからずあちらこちらの病院へ紹介されている間にさらに重症化してしまったことから、今回のワクチンで副反応が出た場合、専門のドクターがいる病院へすみやかに案内できるよう、コールセンターを設置して欲しいという要望も取り入れていただき各都道府県で設置されたことなども話されていらっしゃいました。
報道で毎日「感染者数」を発表することから、庶民国民の私たちは不安な思いを募らせがちであり、また、「陽性者と感染者は違う」ものであり、正しい表現に直していただきたい。
話し方は柔らかく、けれど、国民のためにも、正しい表現で発信するようにと総務省からお願いできないかとしっかりと伝えておられました。
総務省のお話では、表現の自由があるので、行政から放送局へ指示を出すのは難しい、厚労省がやはり専門になるので、厚労省の発表に準じますということでした。
担当者さまは、PCR陽性者と感染者が違うということに対して意識は低かったと正直にお話しされました。
行政トップの担当者さまも意識されておられなかったのですから、庶民の私たちの多くが分からないままでいるのも当然ですね。
また、報道各社がどういう見解でその表現をしているのかを聞いてみるのが良いですね。と教えてくださいました。
会議の中では、お互いに教え合ったり情報交換をしていただき、とても有意義な時間で、あっという間に1時間を過ぎていきました。
担当者さまは、団体SVさんからアポイントを受けたあと、さっそく厚労省にお電話したそうです。
話中でなかなかつながらなくてまだ話はできていないとのことでございましたが、こうして、省庁間がコミュニケーションでつながっていくとあらたな展開が始まるかもしれないと思いました。
初めての総務省答申で、最初は若干緊張感もある中でしたが、ママさんたちの柔らかな物腰と笑顔の会議は、殺風景な会議室をあたたかく包み込み、始終和やかな雰囲気の中で進められました。
最後は、答申を手渡しする姿を写真に収めて会議は無事終了しました。
帰り道では、最寄り駅構内のお店でお茶しながら、個々に感じたことをシェアしました。
同じ時間同じ部屋にいたはずなのに、それぞれが気づけなかったことや思い違いしていたこともあり、一次情報もこんなふうに違ってくるのだから、たくさんの人が関わる大手の報道はどれだけ事実からかけ離れているのだろうと思いました。
それにしても、行政のトップである省庁の方たちとこうしてお会いしてお話ができること、庶民の思いを伝えられること、そしてそれが叶えられ現実が変わっていく過程を目の当たりにできることは今まで体験したことのない感覚を味わえる楽しいものです。
私たちは、今まで、政治家やトップの方たちに任せっきりで、無関心でいたことが、今回のコロナ禍のようなことを生み出したわけであり、すべて私たち市民国民の責任。
今、こうしてママさんたちが動いてくださっていることで行政が動き現実が変わる世界は、むしろ今までそうしてこなかったのがもったいないくらいに思いました。
すべては、ひとりひとりの「思い」から。
そしてそれを対話をすることでより良く変わるし変えられる。
「対立より対話」の方がうまくいくように思います。
より良い世界を創造していく過程は子育てと同じなのかもしれません。
「命令より会話」の方がうまくいきますものね。
ママさんたちの思いで新しい世界を生み出していくこともできるのかもしれませんね!
みなさま☆お疲れさまでした。ありがとうございました。
最後までお読みくださってありがとうございます!