自粛警察は怖くない!?

巷には自粛警察がいると言われています。
私も何度かお目に掛かりました。
ちなみに私は既往症で長い時間マスクできないので不安とおっしゃる方の前ではハンカチ等を用いるようにしています。


日本では、マスクもワクチンも法的に定めているわけでもなく、強制もされておらず、本人の同意のもとで任意で行われているものです。が、なぜか、同調圧力という目に見えないものに動かされておられる方も少なくないようです。


周りがしているから、そうするのが当たり前とか、常識とか、マナーとも言われているそうです。
自分以外の他人、個々の背景を思いやるお心の余裕がなくなっておられるのかもしれません。


もちろん、正しいことをやっていると思われてのことなので、自粛警察の方にこちら側の背景や思いを理解していただくのは、こちらも相手のことを思って言葉を返していく必要がありますよね。。


さて、その自粛警察がいるから、ほんとうはマスク外したいのだけれど、マスクしている。という方もいらっしゃいます。


そうすると、自粛警察の行為は力を拡大していきます。


自粛警察の意思が世の中に広がっているのです。
それは、自粛警察の人のせいだけではありません。


それを受け取った人も同じです。


自粛警察が怖いのではなく、彼らの言動を受け取った人が、
「めんどくさいから、とりあえずマスクしておこう」
「お店に入れないのは困るので仕方ないけれどマスクしておこう」
「サービス業だから、お客さん離れるのは困るのでしておこう」


すべて、自分の言葉で行動しているのです。

自粛警察がいるから、自粛警察が怖いから、自粛警察のせいで、ということではありません。


自粛警察がいようと、自分が「したくない」「する必要ない」「かえって不衛生だからやらない」と、思ったら「外す」と選択している方も少なくありません。最近は増えてきているように思います。


これも、どちらが良いとか悪いではありません。

自分の自由意思で選択できる!ということであり、そして、自分はどちらを選択した人の言動に共感するのか。


ただ、それだけです。


自粛警察が怖くてマスクしている人、それでも自分の意思で堂々としている人。

どちらが良いも悪いもなく、自分はどちらの生き方に賛同し、そして自分はどうしたいのか。


最近驚いたのは、国会の質疑で大臣の答弁では、濃厚接触者の定義は、マスク着用の有無のみをもって決められるものではないとし、マスク着用は関係ないとしています。

そういうことも広く報道しない現状をいかがなものかと、いつも思います。

そして、それも報道だけのせいにするのではなく、私たち一般庶民も周りの言動で自分の行動を決めるより、真の情報を自ら取りに行き、調べ、考え、選択していく力をつけたいものだと思うのです。


自粛警察は怖くない。
それを受けて自分が感じる言葉に反応して、「自分はどうしたいか」自分の言葉で自分の行動を決めているだけ。


よかったらこちらもご覧くださいませ!「傷つくのは誰かのせいではなく自分の言葉」
https://allinonesoul.com/2022/05/25/傷つくのは誰かのせいではなく自分の言葉/




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