
山の上にある小さな小学校。
生徒さんたちにワークショップをする時は道徳の時間等をいただいて45分とか50分の中で行います。
ある時、終業式の15分間で話して欲しいということで簡単に出来るワークをご紹介しました。
高学年女子の中でいろいろな気持ちの衝突もあって中学校に進むことを楽しみにしている子へのメッセージも込めて行いました。
辛い時や悲しい時、落ち込んだ時のことを思い出してみてください。
俯いて下を向き背中を丸めて縮こまった姿勢になっていますよね。
一方、うれしい時楽しい時幸せな時を思い出してみてください。
顔を上げ胸は開いて体は伸びていると思います。
そして、生徒さんたちに実際にやってもらいました。
皆さんニコニコ笑顔になってみてください♪と言うと、子どもたちはみんな可愛い笑顔に。
笑顔のままで悲しい事を考えてみてください。と言うと、生徒さんたちの笑顔は途端に何とも表現し難いお顔に笑
心は悲しいのに笑顔でいるのは難しいですよね。と言うと「うんうん」と頷きます。
そして、「悲しいとか苦しいとか嫌な気持ちだった事を思い出してみてください」
生徒さんたちは一斉にどよんとした雰囲気に。
「思い出しながら、顔を上げ空を見上げて胸を大きく開いてください」
その途端、みんな笑顔に笑
心と体は繋がっています。
これから、悲しい時、辛い時もたくさんあると思います。
泣いても良いんですよ。思いっきり泣いてください。
そして、もう悲しい気持ちになりたくない!と思った時は、空を見上げて胸を大きく開いてみてください。
なんだか心が軽く明るくなりますよね。
子どもたちは、体と心の変化に、驚いたりほんとだ!と言って喜んだりしていました。
面白い事や楽しい事があるから笑う! のではなく、先に「笑うから」楽しい事がやって来ると、昔の人は「笑う門には福来る」という言葉を残してくださっています。
どれかひとつ覚えていて、悲しい時辛い時にやってみてくださいね。とお話しました。
学校からの帰り道を歩いていると、校長先生が追いかけてきてくださってお礼を言われました。
子どもたちの笑顔が増える事が最近はなかなかありませんが、(面白い事がなくても)笑顔から始める。
笑顔が楽しい事を連れて来る。
よかったら皆さまもぜひ試してみてくださいませ。
簡単でしかもタダで出来ます✨
大丈夫。大丈夫。
最後までお読みくださってありがとうございます!✨