
90年代初頭、東京芝浦にあったジュリアナ東京。
お立ち台に上がった若い女の子たちが、羽の付いた扇子を持って踊る姿で注目されていましたよね。
日本のバブルを象徴するように言われていますが、ジュリアナがオープンしたのは既にバブルは終わった後。
その頃、人はバブルがはじけていたことも知らないまま(私ももちろん知りませんでした)、今では信じられないくらいの景気の良さに浮かれていました。
世の中は、少し遅れてから、現象として現実に現れるようです。
今、食糧難、食糧危機が叫ばれています。
けれど、スーパーには価格が高くなりつつも変わらず食料品が所狭しと並んでいますよね。
農業専門家の先生のお話をお聞きしました。
日本は今、自給率37~38%。
実際はもっと少ないと言われているそうです。
慣行農業に必要な化学肥料や家畜のえさもほとんど100%を海外から輸入。
そして、それらの価格が3~4倍に跳ね上がり農家さんは悲鳴をあげています。
そのため、酪農や農業をやめてしまう方もいらっしゃるのですが、自死にまで追い詰められている方も少なくないそうです。
そして、ロシアウクライナ戦でロシアを敵国としてしまった日本にはそれらの供給がストップしてしまうと、価格が高くなるだけならまだしも、そもそも「買えない」という事態になると言われています。
「食は武器より安い武器」
日本は武器を使わなくても、食糧で餓死させることができると言われています。
いつの間にか、目に見えない戦争状態に入っているようです。
なぜこんなことになるまで気付かなかったのでしょう。
食糧を軽視し、政治は任せっぱなしで、しっかり見ていなかった私たち国民のせいですね。
鎖国時代は日本の自給率は100%だったはず。
お米を主食に戻したら、食糧で餓死することはない。
国防は、戦闘機や武器ばかり考えてしまいますが、実は、食糧は安い武器と世界では思われています。
貿易が止まれば日本は餓死者であふれると。
農業が国防にこんなにも関係しているなんて思いもしませんでした。
私の仲間たちも備蓄を始めていました。
焦って買い漁る必要は無いと思いますが、リスクを鑑み心構えと最低限の備えをしておくと安心かもしれません。
マンション住まいの私は、お子さんや高齢者の方たちが困らないよう、玄米真空パックの他、紙や水を少し多めに備えています。
これって、マンション管理でやった方が良いですね。
「世の中は、少し遅れて現象は現実として現れる」。
世の中の流れは何事も俯瞰してみておくことは大事かもしれません。
国防は農業を守ることから。
農家を守ることで戦争前に餓死することを防ぐことはできる。✨
最後までお読みくださってありがとうこざいます!