
神話の世界。
欧州の神様は、男性から女性を作ったので、男尊女卑の考えがあり、神さまとの約束を破ったため、人間に「寿命と労働」を与えた。
そのため、トップの支配者層は、奴隷に働かせて自分は働かないという考えがあるのだそうです。
一方、日本の神話では、農業の神様も多く、神さまも農耕をします。
天皇陛下もお田植や刈り取りもなさいますね。
日本では、社長やトップの人ほど、トイレ掃除もしたり、よく働きます。
働くというのは、傍(はた)が楽になるためにするもの。
と、言う方もいらっしゃいます。
昔、高齢になると、孫の面倒を見たり、子どもは少し大きくなると、赤ちゃんのお世話をしたり、家族で何かしら働いていたそうです。
働くことはお金を得ることだと私たちは思いがちですが、周りの人が楽になること、それを喜びとして自ら動いていたようです。
重度の障害をお持ちの方は別ですが、障害がある方でも、玄関のお掃除をしたり、テーブルを片づけたりと、家族のためになにかしら働いていた。
お互い支え合い笑顔でいられる時間を過ごしていたのですね。
今、どうしてだか、時間と手間をお金に計算して、お金がもらえないのは価値がない、みたいに思われています。
先日、武田邦彦先生の動画を拝見しました。
日本になくてはならないのは、お母さんだとおっしゃっていました。
お父さんは外で働いて家族の生活の糧を得て来てくれます。
お母さんは、お金は得ていなくとも、家族にとって、なにより、子どもにとりましてはお金には代えられない存在ですよね。。
特攻隊の人も、お国のために戦ったのですが、最後に言葉にするのは皆「お母さん」だったそうです。
生んでくれて育ててくれて、良いも悪いも人生の学びをその姿から教えてくださっていますもの。
それはすべて感謝しかありません。。
ところで、平日は働いてたまの休日は休みたい。
そんなふうに思う方も少なくないと思います。
私は自営業なのですが、「毎日が日曜日で24時間仕事」とおっしゃっていた作家の大先輩の言葉に共感しています。
働くことは楽しくもあり大変なこともあるけれど、それもすべて体験のひとつ。
神さまも、神さまだからこそ、働いて、傍を楽にしたいと思っている。
ちなみに、私の尊敬するよしりん先生は、平日午前は治療や手術。
午後は街頭演説と病院戻って治療や手術。
その後は動画制作や本の執筆。そして犬と猫のお世話と家のお掃除。
土日は全国へ講演やタウンミーティング。
毎日、寝ない食べない息つく暇もないくらい働いていらっしゃいます。
これも良い悪いもなく、よしりん先生の選択であり、やらなかったことを後悔したくないと、やりたいことをやり続けて、そして何十年もずっと続けておられるそうです。
働くことはむしろ日常であり、みんなそれぞれが働いているから暮らせる。
働く、は、傍が楽になる。
日本の神さまは、神さまだからこそ、働く。
私も神さまを見習いこれからもずっと楽しく働き続けたいと思います。
最後までお読みくださってありがとうございます。