
・1月。
大寒も過ぎましたが、皆さまも初詣に行かれましたでしょうか。
神社では、いろいろなお願い事をされたことでございましょう。
「家族が健康でありますように」
「受験合格しますように」
「恋人と結婚できますように」etc
叶うと良いですね!
ところで、あなたが、願いを叶えてほしい、あるいは助けてほしいと思って、両手を合わせて祈るとき、心に思う「神さま」って、どんな神さまなのでしょう?
お髭を生やした白い服を着たおじいちゃま? 頭の上に金色の輪っかが光っている人?
イエスさまやお釈迦様の絵を思い浮かべた方もいらっしゃるかもしれませんね。
神とは「言葉」。
言葉が神なのです。
どういうこと?って思いますよね。私も初めはそう思いました。
旧約聖書 に、「光あれ」と言ったら「光」が現れたとあります。
新約聖書は、 「はじめに言葉ありき」とあります。
ヒンドゥー教 は、「言葉は最高のブラフマン(宇宙に最初に現れた存在)であった」。と言い、ギリシア哲学は、「ロゴス(言葉) 言葉が世界を構成する」と言われています。
有名なお坊さんであられる空海さんの真言宗の「真言」も、真の言葉ですよ!と書きますね。
「光あれ」と言ったら「光」が現れたとあるため、私たちは、あらわれた「光」の方に目を向けていました。
はじめに「言葉」があって、その言葉で現れたと言っているのに、肝心の「源である言葉」をスルーしてしまっていたんですね。
「言葉」には、口に出して言う「言葉」と、口に出して言う前に頭の中に浮かんだ「言葉」があります。
頭の中の「言葉」を瞬時に文章に変換して、口に出して、話をしています。
頭に浮かんだ言葉を口に出すまでの時間は、10000分の一秒といわれていて瞬きする時間さえありません。
もし、「言葉」がなかったら? 脳は混乱して考えることもできません。
言葉があるから、世界は存在し、存在している「モノ」すべてに「言葉(名前)」があります。
言葉は神。
言葉は、あまりに当たり前すぎて気づかなかっただけと教えていただきました。
「あいうえお」50音の一文字一文字の「言葉」。それが神。
そうと知ったなら、言葉をぞんざいに扱うことなんてできませんね。
言葉を大切にすることは、神さまを大切にすることと同じ。
美しい言葉は美しい心を作ります。
なぜなら、言葉は神だから。
きたない言葉、貧しい言葉は、心をきたなく貧しくします。
素晴らしい方だなぁと思う人は、言葉遣いが美しい人やあたたかみのある表現豊かな人が多いのも頷けます。
言葉は神と知ってしまったので、もう、言葉を粗末に使ったり、汚い言葉を使うことは憚れますよね。
神は、あなたの言葉通りのモノをお作りになられますから。
ネガティブな言葉や、マイナスな言葉を言わないように、と言われてきました。
それは、無意識で、このことをわかっていたからなのかもしれませんね。
「でも…」「だって…」「ムリ…」「できない」そんなマイナス言葉が口ぐせになっている方は、ちょっと意識なさって、ご自分がほんとうになりたい自分に合う言葉を選んでみてください。
世界は変わりますよ!きっと(^^)
最後までお読みくださってありがとうございます!