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今日は、「常識ってなに? 業界の常識は一般企業の非常識 」のお話を書いてみたいと思います。
同期の作家仲間と夜ご飯を食べた時の話です。
私たちが、都内某所の制作会社に行って、週一で会議をしていたころ、休日もなく、また徹夜続きで仕事をすることや、会議に遅刻、早退するのは、羨ましいと思ったものです。
それは、「売れっ子作家の証」と、思っていたからです。
また、会議中に携帯が鳴るのは、それだけ仕事をたくさん抱えていることであり、迷惑というより、羨望の的でした。
金曜の夜や、休日を楽しむサラリーマンと違って、お休みの日は、居心地が悪く感じました。
それは、仕事がないということであり、そのころは、真剣に落ち込んでいました。
十数年経った今、お互い、当時は、同じ思いを抱えていたのだとわかり、大笑いしました。
私はその後、様々な人を取材したり、教育関係の仕事にも携わらせていただいて、会議中は携帯オフにすることや、遅刻早退は厳禁と知り驚きました。
仕事だけでもこれだけ違うのですから、地域や年代、また国が違うと、常識もさらにいろいろ違ってくると思います。
もし、あなたが非常識だなと思う人がいたら、世の中にはさまざまな常識があることをまだわからない人なのだ、と大きく見守ってくださると有難いです。
私も、そういう方たちに支えられて、これまでなんとかやってこれましたから。
最後までお読みくださってありがとうございます。