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今日は、「家で、学校で、会社で、みんな仲良くはムリ!」のお話を書いてみたいと思います。
親や先生から、「みんな仲良くしなさい!」と、言われていますよね。
けれど、それは、無理です。
では、なぜ無理なのでしょう。心の視点からお話ししますね。
お母さんはやさしいけど、お父さんは怒ると怖いし苦手(その反対もあります)。
家で、学校で、会社で、いやだなと思う人、好きだなぁと思う人、あなたの心の中では、違う思いを感じています。
気持ちは自然に出てくるものですから、それには、正しいも正しくないもありません。
不快感を感じることを押さえつけようとすると、かえって反発して苦しい思いをします。
(ただ、あなたがマイナスに感じる感情は、あなたのものであり、相手のせいではありません。)
好きだなぁと思う人と、苦手だなぁと思う人、様々な人がいて当然です。
大事なことは、自分の気持ちを押さえつけて、無理やり仲良くすることはできませんが、家、学校、会社等で、縁あって出会った人たちと、協力して何かをやるときに、「どうしたら一緒にうまくやれるだろう」と知恵を出し、行動していくことです。
これは、自分の心も大切にしながら、相手も大切にしているので上手くいきやすいと私は考えています。
イヤだなと感じる自分の気持ちを押さえて、「みんな仲良く」は無理ですが、「どうしたらどんな人とも、一緒にうまくやれるだろう」と考えて行動していくことは、やれそうな気がしませんか。
あなたなら、どうしたらうまくいくと思いますか。
それをやってみることでしか結果はわかりません。
けれど、それを積み重ねていくことで、いつか素晴らしい答えにたどり着ける。
もしかしたら世界中の人とだって、それはいつか可能になるかもしれません。
※なかには、あなたの心と体を傷つける人がいるかもしれません。その時は逃げる、離れるのも大切です。それは、大切な自分を守る行動なので、賢い選択の一つです。
(このお話は、相談室便りに書いたもので生徒さんよりも、先生方からの共感が多かった記事です。)
最後までお読みくださってありがとうございます。