ほんとうの正しい食事のマナー



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今日は「ほんとうの正しい食事のマナー」のお話をしてみたいと思います。




とある国のお話です。

大使館で盛大な晩さん会が行われました。

豪華なお食事の席で、後進国の大使が、フィンガーボール(指を洗うための水が入った器)に注がれたお水をぐいと飲んでしまわれたそうです。

それを見ていた各国の大使は、「マナーを知らないなんて…」、「常識がないんだな」と、

ひそひそと陰口を言っていました。



その時、主催した大使は、ご自分もフィンガーボールの水をぐいと飲み干されたそうです。


お招きしたお客さまに恥をかかせないためにとの思いやりの行動に、他の大使たちも陰口をやめたそうです。



私は、このお話を聞いてなんだかあったかい気持ちになりました。



さて、マナーや常識は何のためにあるのでしょう。


それは、自分も周りにいる人たちも心地良い気持ちでいられるため。



そして、愛(おもいやり)は、すべての原点であり、頂点でもあります。




常識に縛られとらわれてしまったカチコチの心と、大きく包み込む寛容の心、どちらを子どもに持たせたいでしょうか。



そして、大人の私たちは、どちらの心を身につけているでしょう。




自粛の夜長にゆっくり考えてみるのも良いかもしれませんね。





最後まで、お読みくださってありがとうございます。