勝ち負けに、良い悪いをつけるのが✖



こんにちは(^^)
れいこです。


今日は、「勝ち負けに、良い悪いをつけるのが×」について書いてみますね。

スポーツの大会等で、負けたチームは肩を落とし、泣いてうつむいています。
一方、勝ったチームは、満面の笑顔で大喜びです。


私たちは、「勝つ」とうれしいと思い、「負ける」とがっかりします。


なぜなのでしょう。



じゃんけんを例にしますね。



グー、チョキ、パーの3つがあります。


どれが一番強い、とか、一番弱い、はありません。


自分が出したのと、相手の出したものとで、「勝ったor負けた」、となります。


勝つことも、負けることも、たんなる体験にしかすぎません。



けれど、「勝ったらご褒美をあげる」とか、「勝った方が優先される」とか、あとから付けたものによって、勝つといろいろ与えられるからうれしい。
だから「良い」。


負けると損するからイヤ。だから「ダメ」となるようです。


負けるということも、とても大事なことです。


負けるという体験があればこそ、勝つという体験が一層貴重なものに感じることができます。ということで、負けることはダメではないと私は考えています。



また、「失敗を恐れずに何でも挑戦して」、と大人は子どもに言います。が、実は、こどもは失敗をダメだと思っていないんですね。



歩きはじめた子どもは、何度も何度も転んでは起き上がります。


そのとき、「おれは、こんなに何度も転ぶなんて、もう歩くことは止めた方が良いんじゃないか」と悩んだり歩くことをやめたりする子は一人もいないと思うんですね。


そして、大人も、「大丈夫。きっとできる」と信じていて見守っていますよね。



けれど、大人になると、失敗した自分を恥ずかしく思ったり、自分が悪かったと思い悩んでいるんですね。



そんな姿を見たら、子どもは、失敗はダメなんだと思ってしまうのは当然ですよね。


失敗も負けも、単なる体験の一つであって、良い悪いは、勝ったから良いことがあると付け加えられたことによって、そう感じるだけ。


勝も負けも、どちらも体験して、その思いを感じ切ることの方がよっぽど大切。(勝ちが良いとか負けが悪いというのではなく)。



勝って優勝旗やトロフィーを持ち帰った。だからといって、それでずっとしあわせとは限らないのですから。


勝ち負けは、単なる体験。



それによってつけられたご褒美や特典によって、良い悪いと思い込んでいるに過ぎません。


「負けたらご褒美をあげるルール」にしたら、今までの常識はひっくり返りますでしょ?



最後まで、お読みくださってありがとうございます。

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